2020年09月後半

天朗庵入口の作品「桃栗三年柿八年」
2020年09月後半 · 2020/09/30
猛暑の名残も消え、秋の深まりを感じるこの頃です。 明日から10月。天朗庵入口の作品を掛け替えました。 「桃栗三年柿八年」 ”物事を成し遂げるには時間がかかる”ということわざですが、桃・栗・柿は秋の味覚でもあるので、この時期にいいかなと。 書は淡墨で、行書で書いています。これまで隷書が多かったので。...
「頑張るか 超頑張るか」
2020年09月後半 · 2020/09/29
NHKの筋肉体操のパワーワードは、よく考えられていて面白いですね。 「頑張るか 超頑張るか」 最初聞いたときは感心しました。その二択ねと。 「筋肉は裏切らない」も、筋トレというものの本質をついていそうな気がします。 筋トレも書も、基本的には自己との対話で深めるもの。...

2020年09月後半 · 2020/09/26
早稲田大学書道会OBOGのグループ展、畦遊展のご紹介です。 残念ながら私は見に行けず、写真を送ってもらい、気分に浸りました。 早大の書道会は、私が学生だった頃は(おそらく今も)100人規模の大きなサークルで、 作品の幅が広く、表現の熱量の多さ、発想の面白さと奇抜さに特徴がありました。...
「海からの太古の風/夜の海風よ/おまえはだれのために吹くのでもない」
2020年09月後半 · 2020/09/23
読売新聞の「四季」欄からです。 オーストリアの詩人、リルケの詩で、「海からの太古の風/夜の海風よ/おまえはだれのために吹くのでもない」 人間の営みとは無関係に、悠久の時間を流転している自然への畏れ、でしょうか。 さらさらとはさせず、少し重みをもたせて書いたつもりです。

2020年09月後半 · 2020/09/21
歴史好きな子どもたちのリクエストで、史跡などを目標に旅先を決めることが多いです。 4連休中は、長野県の松本城などを見に行きました。 松本城では、迫力のある楷書の門柱が目に入ってきます。 上條信山先生という、昭和を代表する書家の揮毫です。 松本のご出身だったのですね。 はらいやはねなどに、弾けるような力が見てとれます。...
2020年09月後半 · 2020/09/20
少し前のものですが、8月の教室の生徒さんの作品をご紹介します。 5年生の作品で「夏」。 ずっと別の課題を練習していて、最後に一枚、気分転換のように書いた作品。 着実な筆運びで、すっきりと書けています。 楷書らしい線の強さが魅力です。 右払いが強いと、なおよかったかな。 何枚も同じ手本だけを書いていると、煮詰まってしまいがちです。...

2020年09月後半 · 2020/09/19
天朗庵入口に飾る作品をいくつか書きました。 10月のテーマは、すっかり日本の年中行事になったハロウィンです。 中国語(繁体字)では、「萬聖節」と表記するようです。 ”Happy Halloween!”は、「萬聖節快楽!」 カボチャは朱墨を薄めて書きました。 何回か書くと自然に表情が異なり、面白かったです。...
2020年09月後半 · 2020/09/19
水曜日は、天朗庵の教室のあとに、師匠の教室で稽古を受けました。 今月の臨書課題は木簡です。 木簡は肉筆の隷書の資料で、石碑にはもっと洗練された字が残されていますが、素朴でおおらかな表現が魅力です。 右が稽古に持っていった作品で、左が講評いただいたあとに書いたもの。...

2020年09月後半 · 2020/09/18
小説を読む時間をつくれませんが、芥川と直木賞はフォローしようと頑張っています。 馳星周さんの『少年と犬』を読みました。 映画化もされた『不夜城』で華々しくデビューした作家です。 欲望や暴力など、人の暗い部分を描くのが元々の専門と思いますが、『少年と犬』は、その対極にあるかのような作品です。...