· 

天朗庵入口の作品(「貝」)

8月の作品「貝」
8月の作品「貝」

梅雨一色だった7月が過ぎ、今日から8月。

さいたま市では小・中学校の夏休みが始まりました。

夏らしい快晴で、プール日和、海水浴日和ですね。


天朗庵の入口には、月ごとや、季節の行事に合わせて、作品を飾っています。

8月は「貝」。

フランスの詩人ジャン・コクトーの詩を、堀口大学が訳したものです。


「私の耳は貝のから 海の響をなつかしむ」


埼玉県には海がないですし、海好きとしてはこの詩に共感します。


海の色に合わせ、群青や水色、エメラルドグリーンなどを混ぜてグラデーションをつくりました。

前に記事にした3つの貝の印は、このような形で押しています。

8月の作品「貝」
8月の作品「貝」
右上の「巻き貝」の印
右上の「巻き貝」の印
右下の「二枚貝」の印
右下の「二枚貝」の印
真ん中の「骨貝」の印
真ん中の「骨貝」の印
書き上げて、裏打ちする前。この状態から少し上を切りました
書き上げて、裏打ちする前。この状態から少し上を切りました