少し前のものですが、8月の教室の生徒さんの作品をご紹介します。
5年生の作品で「夏」。
ずっと別の課題を練習していて、最後に一枚、気分転換のように書いた作品。
着実な筆運びで、すっきりと書けています。
楷書らしい線の強さが魅力です。
右払いが強いと、なおよかったかな。
何枚も同じ手本だけを書いていると、煮詰まってしまいがちです。
気持ちを新たに書いた一枚に、ぽっといいものが生まれるということが、私にもよくあります。
こちらは3年生の作品、「祭」。
字の書きぶりも堂々として良いですが、落款の消しゴム判子のセンスに感心しました。
左下のものは、花火の判子です。
![花火の判子](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1000x10000:format=jpg/path/s2588a4c30f827ae9/image/i825deb84a726c150/version/1600774670/image.jpg)
カッターを使う細かな作業ですが、器用に彫れています。
飛び広がる火が、躍動的に表現できました。
他にもすごい速さでたくさん彫っていました。