2020年 · 2020/10/05 手遊び(高浜虚子の句) 「人生は陳腐なるかな走馬灯」(高浜虚子) 高浜虚子の句です。 「人生は陳腐なるかな走馬灯」 走馬灯は、夏の季語。 日常生活では見ませんが、色々な映像が次々と表れるときの「走馬灯のように」という比喩が有名です。 影絵を映し出す灯籠(とうろう)ですね。 俳句は自然の風物を詠む詩ですが、このように直球で人生を語るというのも面白い。 この虚子の句は、虚無的なようにも読めますが、楽観や達観ともとらえられます。 色々な場面や物語が浮かぶ句です。 半紙を縦半分に切って、さらっと書きました。 tagPlaceholderカテゴリ: 練習・臨書